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IT技術職が脚光を浴びる現代

さまざまなカテゴリーにおいて、ネット社会の浸透が進んでいる今、エンジニアやプログラマー、またフリーランスとして活動している人の忙しさも際立ってきている。東京はもとより、大阪においてもその現象が見てとれる。
会社員のように企業の一員としての役割を担っている人は別として、フリーランスとして活躍している人にとっては、忙しいことが何よりだとする考え方もある。結果を出さない限り収入にならないからだ。会社員のように決まった時間勤務をしていれば、給料が振り込まれるといった世界ではない。
パソコンはもとより、スマホやタブレット端末などが広く普及した今、多くの人が容易にネットに接続できることが、ネットワークにまつわるビジネスの盛況ぶりを呼んでいる。エンジニアやプログラマーなどの活躍の場が増えることも納得できる。
しかし、夢と希望に満ちた気持ちでネットワークにまつわるビジネス界に飛び込んできた人が、あまりの忙しさに大きなストレスを抱える場合もあることも事実である。
より安定的な仕事が獲得できるようになるまでには、試行錯誤の連続であることはいうまでもない。東京や大阪といった大都市であっても、一定の実力を兼ね備えていなければ、淘汰される可能性もあるのだ。もちろん、確固たる実力を持ったエンジニアであれば、ビジネスチャンスをものにすることは可能である。
そんなエンジニアになるためのヒントはこの《出来るエンジニアを目指してfrom大阪》から得られるだろう。

大阪はエンジニアが仕事を探しやすい町

大阪は人口が非常に多く、町工場の数も多い。世界的に注目度の高い中小企業もあり、エンジニアにとっては比較的仕事が探しやすい町である。海外の巨大企業から製品の製造を依頼されるケースもあるのだ。中には宇宙ロケットや現代に欠かすことのできない電子部品を製造している町工場もある。
大阪でIT系のエンジニアの仕事を探そうと思うと、こうした町工場を巡ってみるのが手っ取り早いだろう。技術力があるなら、どこかには採用してもらえるはずだ。中小企業なので、大企業のように学歴で排除されてしまうことも少ないのが魅力だ。
最近は分業化が進んでいるので、何か一つでも取り柄があるなら、採用を勝ち取ることは十分可能である。特に機械系のエンジニアは重宝される傾向がある。
また、機械の運用にはプログラミングが必要になるケースもあり、各種コンピューター言語に精通したIT技術者も需要が高い。
大阪の町工場は仕事の規模自体は小さいかもしれないが、社会に必要な仕事ができる点が魅力だ。また、働きながら着実に自分の得意分野のスキルを磨いていけるのも素晴らしい。
ただ、小さい会社は求人募集を出していないケースもある。人脈を伝って仕事が行き来しているケースもあるので、その点には留意が必要だ。セミナーや研究会を通じて経営者と知り合うなど、工夫をすることで仕事はより得やすくなるだろう。最初はアルバイトとして会社に入り込んで、その後実力を認められて正社員となるルートもある。